こんにちは。WEBライティング事業部の冨永です。
あなたは記事のタイトルを付ける際、どんなタイトルにしようか悩むことはありませんか?
「この言い回しで良いのかな…」「なんかしっくりこない」なんて考えているうちに時間が過ぎていたりしませんか?
かく言う私もコンテンツを作る上で一番神経を使うのが記事タイトルです。
場合によっては10分以上考えることもあるくらい真剣に考えます。
そしてそのタイトルこそ、実はコンテンツで一番大切と言っても過言ではありません。
それでは何故、そこまでタイトルが重要なのでしょうか?
記事のタイトルが最重要視される理由
いきなり答えを書きますが、記事のタイトルが最重要と言われる理由は記事をクリックされやすくする為です。
かなりシンプルな答えで予想しやすかったかもしれませんね。
しかしながら、クリックされなければ記事の内容がどんなに良かったとしても誰にも読んでもらえません。
どんなに真っ当で筋が通ったことを言っている人がいても、その人自身が個性のない平凡でどこにでもいるような人だったら、残念ながら話を聞いてもらうことすらできないかもしれません。
逆に言えば、どんなに群衆に紛れていてもピカッと光る個性やインパクトがあれば、それだけで目を引くことができるはずです。
記事を書く際にはタイトルからしっかりと作りこんでいきましょう。
神は細部に宿ります!
魅力的なだけではダメ?SEOも意識したタイトルを付けよう
記事のタイトルを付ける上で読者の目をひく文章にすることが重要だとお伝えしましたが、それと同等かそれ以上に大切なことがあります。
それが、
SEOを意識したタイトル付け
です。
しばしばSEO対策という言葉を耳にしますが、SEO対策とは自分の記事がグーグルの検索結果の上位に表示されるように対策をすることです。
Googleは記事の順位付けの為に様々な評価基準を用意していて、それを元に検索結果を表示させています。
具体的な評価基準については内部的に管理されているので公表はされていませんが、WEB界隈では様々な議論や検証の末に導き出されたWEBライティングの常識となっているSEO対策が数多く存在します。
そしてタイトル付けに関しては以下のような内容が推奨されています。
SEOに強いタイトルの付け方
- 文字数は30文字前後にする
- 重要キーワードはタイトルの左側にまとめる
- 関連・複合ワードを盛り込む
- 対義語を利用する
- 具体的な数字を入れる
文字数は30文字前後にする
記事タイトルを付ける際は、文字数を30文字前後(28~30)にすることが推奨されています。
何故なら、PCで検索した際にGoogleの検索結果で表示できる文字数が最大で30文字前後だからです。
スマートフォンなどの場合は少し文字数が増えて35文字前後となりますが、なるべくどのデバイスでもタイトル全体を表示させることが望ましいので、文字数は30文字前後がベストです。
前後という曖昧な表現になっているのは、使用されるキーワードやデバイスによって多少の誤差が生じる為です。
これはGoogleにしかわからないことですのであまり気にしないようにしましょう。
重要キーワードはタイトルの左側にまとめる
タイトルを付ける上で欠かせないものが「キーワード」です。
そしてGoogleはタイトルの最初にくるキーワードを重要なキーワードとして捉え、検索結果に表示させています。
例えば以下のように「お風呂 水垢」というキーワードを含めたタイトルが二つあったとします。
- お風呂の水垢をツルピカに!台所にある”アレ”で簡単に落とせます。
- 台所にある”アレ”を使えば、お風呂の水垢が簡単に取れちゃいます!
この二つの場合、圧倒的に前者の方が検索順位で上位表示されやすくなります。
後者は「お風呂 水垢」の前に「台所」というキーワードが入っている為、Googleはこの記事の重要なキーワードが何かがわからなくなってしまうのです。
せっかく良い記事ができても、良いタイトルを書いても、キーワードが意識されたコンテンツには敵いません。
関連・複合ワードを盛り込む
タイトルの左側に持ってくるキーワードをメインキーワードとして、それに関連するキーワードを盛り込むことも有効な方法です。
例えば、
「洗車 方法」
というキーワードで検索した人がいたとしたら、車を洗う方法だけでなく洗車に使う洗剤や道具なども紹介したほうが親切ですよね。
そういった場合は、関連するキーワードも一緒に盛り込むことで色々な検索に引っ掛かりやすくなり、その結果上位表示に繋がることがあります。
先ほどの「洗車 方法」を例にすると、
正しい洗車方法!おススメの洗剤やブラシ、綺麗な拭き上げ方も紹介!
といったタイトルを付けることで、「洗車 洗剤」「洗車 ブラシ」「洗車 拭き上げ」
などの検索結果にも表示できる可能性があるわけです。
ただし、むやみやたらに適当なキーワードを盛り込むのは逆にGoogleの評価を下げてしまいます。
あくまでも、「このページではこのキーワードがあった方が自然で親切だ」という場合のみ、複数のキーワードを含めるようにしましょう。
対義語を利用する
次に効果的な対策が、対義語を利用することです。
どういうことかと言うと、例えば、
「石鹸で体を洗うメリットとは!経済的で汚れもしっかり落ちる!」
というタイトルを付けるよりも
「石鹸で体を洗うメリット・デメリット。汚れも落ちるが美肌力も落ちる?」
のように、「メリット」だけでなく「デメリット」を含めた方が親切ですし、昨今のGoogleは網羅性も重要な判断基準としている為、対義語を用いたタイトル付けをすることが効果的とされています。
「高い」であれば「安い」
「速い」であれば「遅い」
など、様々な対義語が考えられます。
もちろん対義語が必要かどうかは記事の内容にもよりますので、ご自身でご判断ください。
具体的な数字を入れる
タイトルに限った話ではありませんが、文章に数字を入れることもSEO対策として効果的です。
数字を入れることで具体性を持たせ、読者にもGoogleにもわかりやすいタイトルにすることができます。
例えば、
京都で人気のお菓子BEST3!お茶だけじゃない?京都の銘菓たち
のように「3」という数字を入れることで読者の興味も集まり、「この記事を読めば京都で人気のお菓子を3つも紹介してくれるんだな」と思わせることができるわけです。
このように、タイトルに具体的な数字を入れることはSEO対策としておススメです。
人を吸い寄せるタイトル例5つ
それでは、ここからは人を吸い寄せるタイトル例を5個挙げてみます。
SEOまで意識したタイトル例
タイヤの修理方法。チューブ交換は必要?格安で依頼できるお店も。
卵を使うレシピ10選。焼く!煮る!揚げる!?美味しい卵料理の作り方。
トマト栽培の方法。秘密は土と栄養剤にアリ!水耕栽培もできる?
格安SIM徹底比較。新プラン続々で月額600円も?!最安値も調査!
肩こりを治すストレッチ。ツボやグッズも一緒に紹介。脱ガチガチ肩!
いかがでしょうか。
ジャンルは違えど、タイトルを付ける際に考えることは共通しています。
如何にユーザーに興味を持たせるか、目をひくタイトルにできるか、わかりやすいタイトルになっているかを常に考えるようにすると、より良いタイトルに仕上がるでしょう。
忘れるべからず!結局はコンテンツが主役です。
どんなに魅力的でSEOに強いタイトルを付けることが出来ても、内容が伴っていなければそれは品質の良いコンテンツとは言えません。
あえて言葉を選ばなければ、それは詐欺そのものです。
読者はタイトルを見てクリックするわけですから、タイトルの内容とコンテンツに乖離があれば違和感を感じるはずですし、騙されたと思われても仕方がありません。
先ずはコンテンツを充実させ、その結果としてタイトルもユニークで目をひくものになることが理想的ですし、本来そうあるべきです。
まとめ
- 記事を見てもらう為にはタイトルが重要
- タイトルはユニークでユーザーの目に留まる内容にする
- タイトルを付ける際はSEOにも注意
- タイトルに負けないコンテンツを作りこもう
ここまで読んでくださったみなさんは、記事はタイトルが9割のワケを理解できたかと思います。
記事の内容だけでなく、タイトルも細部まで作り込むことで素晴らしいコンテンツに仕上げることができるでしょう。